音楽と絵の私のルーツ
私は音楽がずっと好きでした。親の影響や、ピアノを習わせてもらっていたのもあり、唯一得意だと言いきれる教科でした。絵は、もっと小さな時からずーーーーーっと好きだったけど、得意だと思ったことはなかった。上手くなりたいなとは気付いたら思っていた。
今も昔も、流行がわからない人間だった。
漫画も小学校2年生くらいに初めて読んだ。ゲーム機もその頃…?
なんでかわからないけど小学校の頃はバドミントン部に入って、しかも最後は何故か部長をやった。それとは別に3年間、鼓笛隊に入ってコルネットとトランペットを覚えた!
両親は2人とも音楽が好きで、共通しているのがルネッサンス時代(わかりやすくいえばバッハとか)の音楽が好きだということ…。家には山のようにその時代のCDやレコードが。そして現在我家には鍵盤楽器が3台あります。2人とも10代の頃からそれが好きだと言うんだから、私のレトロ趣味はもはや血筋!!
母は昔から洋楽も好きで、私の子守唄がマイケルジャクソンとスティービーワンダーだったのも、幼稚園児にBad時代のマイケルのPVを見まくっていたのもそのおかげ(?)…!
初めて欲しい!と中学時代思ったCDが「インシンク」
その次に欲しい!と熱望したのがロドリーゴの「アランフェス協奏曲」
多分その頃は両方とも両親に買ってもらいました。(-人-)
今では信じられない話ですが、私はその頃…
エレキギターの音が嫌いでした…!!!!!!爆
半分思い込みでもあったけど、テレキャスただ弾いただけみたいなペケペケペン★っていう軽いギターの音が嫌いだった。(今もそういう音は好きじゃない)そんな中、アコースティックギターは別だ!!と気付かされた曲です。
因みにそんな中学生の頃、手塚治虫に一人ハマっていました。(これは父からの影響)この頃から年齢不詳趣味が定着してきます。だってブラックジャック面白すぎるんだもの…。
中学生時代の部活は、吹奏楽部が練習ハードそうだったので「七宝焼部」というなんだかとんでもマイナーな部活に入りましたwwww 何故かオタクが多い部活で、気付くと私は「漫画・イラスト部」にも入っていましたヽ(´ω`)ノ この頃から色を塗って仕上げる1枚の絵というのを描くようになったと思います。コピックも大量に買った!2つ掛け部していた上にうっすら合唱部にも出入りしてたことを思い出すと、それなりに活発な人間だったのかもしれないw
高校受験に向け、美術と音楽という授業を天秤にかけた時、1週間かけてだした答えが「美術」だった自分にショックを受け(自分で音楽をとると思ってた)そのままデザイン科の高校へ!
そこでデザインの基礎をいっぱい学びました。
その頃はAdobe Illustratorは嫌いでした(またw)
ここから絵が得意だと思えるようになりました。有り難いことに秀作展には毎回何かしら選んでいただき、学校の案内誌にもしばらく作品が載っていました。
そんな高校時代に予定を詰め込んだりしていろいろやりすぎてしまい、心身共に挫折、記憶飛ばしたりしてひきこもること数年…かっこわるいwけどwどうにかなって今に至ります。
嫌いっていうのは、何かを好きになるきっかけなのかもしれない。
なので、少しずつ「好き」を増やしたいなと思います。
音楽は演奏するのも見るのも好きだけど、今は見る方が好きかな?
絵は断然自分で描くのが好き!!
高校でQueenに出会って、(厳密には再会…?)エレキギター嫌いを克服したのですが、改めて聞いてもあの音はふつうのエレキギターじゃない!!違いすぎる…。今でも一番好きなギタリストはブライアンメイ氏です。6ペンスコインを手に入れるほど!
私が好きなアーティストさん(音楽も絵も)は、「これが好きでしょうがない!楽しくてしょうがない!」というのが、作品から伝わってくるものばかり。ただ好きとか、自分がやりたいからとか、そういう気持ちだけでアーティストをやるのってダメなんだろうか…と悩んだこともあったけど、何か作品を作る上で「伝えたいものが…」なんて構えなくても、好き!とか、楽しい!とかいう気持ちが作品を通して伝われば、十分かな、なんて思います。逆に悲しいとか、辛いとか、そういうネガティブな気持ちが伝わってもいいかなって。
いつからか「うまく描かなきゃ」とか「綺麗に描かなきゃ」とか考えてしまうようになってしまったけれど、
難しいこと考えず「その時の私」でいたいです。
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